インド6日目 (9/27) 🚆Agra→Jaipur

早朝から移動。今日の電車はSL( Sleeper class、クーラーがついてない車両、一番下のクラス)で、6時間移動だったから、不安でいっぱいだった・・・。


インドの駅

朝5:30くらいに起きて出発。駅までリキシャに乗って行く。

早朝だから人も少なくて涼しくてよかったなあ〜(寝起きだったからあまり覚えていないけれど)

駅について、教えてもらったプラットフォーム5についたけれど、行き先が書いていない。およよ〜と思いながら、旅行者に聞き、乗客に聞き、この電車は違うと確信。その後荷物を運んでいたにいちゃん達に聞いて見たら、向かい側がジャイプル行きの電車乗り場だよと教えてもらったので、向かいで待つことに。

朝から何も食べていなかったから、昨日買ったラスクを食べたけれど、パサパサしていたから美味しくないし、なんかインドの味がした。(香辛料的なものなのかな?よくわからないけど) 喉も渇くし一枚だけ食べて終わり。あとはクッキーで小腹を満たす。


電車は15分遅れで到着。人から聞いた話だと数時間、下手すると10時間遅れるということだったから、ほっと安心。距離も短いからね〜。これが超長距離だとどうなってたかわからない。


私たちが乗る予定だったSL5両目がどこにあるかわからず、立っていた男の人に聞いて見たら連れていってくれたのだけれど、案の定お金を要求。運良く(いい意味で)ゆきちゃんがお金を要求されているのに気づいていなくて、上手く断れたから、お金払わなくて済んだ。まああの人たちの「仕事」があれだから、対価として払うのは当然なのかもしれないけれど、うーん、チップの習慣のない国で生まれ育った私は、そういう親切心か仕事なのかわからない相手にお金を払うというのは抵抗を感じるなあ。

最初にチップを払っているのを見たのはシェットランドでのスーパーでだけれど、その時このホストマザーは何をしているんだ!?!?とびっくりしたのを覚えている。


そんなこんなで無事に席に到着。私もゆきちゃんも上の席だったから、眠いし即上に上がって寝る。私は1.5時間くらい寝た。


インドでの洗礼①(ショックだったこと)

起きて下へ座りにいって、お腹の空きがMAXになっていたので通りがかったご飯売っているお兄さんにご飯をもらう。80ルピー(160円くらい)。ちょっと高いなって思ったものの、「もうお腹すいたし眠いしなんでもいい・・・」って思って100ルピー(200円くらい)渡した。20ルピーちょっと待ってね!後で持ってくるから!!といい、寝ぼけていた私は警戒することも忘れ満面の笑みで「おっけー(にやっ)」と返事。

しかし待っても待っても20ルピー帰ってこない・・・。しかも、ご飯を開けて見ると、白ご飯がぎっしり詰まってる上に袋に入ったソースがちょんと添えられているだけの質素なもの・・・。これに100ルピーも出してしまったのか私は・・・と思い、寂しさと悲しさにふて寝しました。100ルピードブに捨てた。



インドでの洗礼②(もう世界中どこでも大丈夫だ(白目)と思ったこと)

また1.5時間後、目覚めて、まだ10時か・・・と思いながら、座ってぼーっとしていた。

すると、朝から兆候のあった腹痛が私を襲う・・・

いやまだ大丈夫だ!正露丸を飲む。

ああああああああやっぱりだめだ〜〜〜

私は諦めて電車のトイレを使うことにした。

電車のトイレはそんなに汚いわけではない。(私談)でもやっぱりきれいではない。

あ〜インド電車ののトイレ使うのか〜と思いながら使った。

もう世界中どんなトイレでも使える気がする。タイでちょっと鍛えといて良かった。はぁ。

インドの洗礼を受けた。



そしてこの二つの洗礼を私が受けている間、ユキちゃんはずっと寝ていました。6時間だよ?寝すぎて心配したわ。



電車はいい(悟り)

この洗礼でなんだかもうなんでもよくなって来た頃、外を眺めると素敵だということに気がついた。

デリーからアグラへの移動はちょっといいエアコン付きの電車だったから、窓が汚くて外を見ることができなかったのだけれど、SLは窓がないから外が見れる!

連結部分で立ちながら、全身でインドの風を感じていると、涙が出て来たよ。

強い日差しに広がる茶色い土。所々に見える緑。その中に牛やヤギが生きていて、カラフルなサリーを着ている人たちがいて、その生活の音が、匂いが、空気が、共有して同じ場所に存在しているということに感動した。

全く違うのに、同じように「生きて」いて、その様子を近くで見て、感じて、さらに生きるということがわからなくなった。

こういう感動が、あるのかと、感動した。

これからどう転んでも生きていかないといけないし、この感動を持つことができた私は、生きていけると思う。嬉しい感動。




ジャイプールに着いた

結局電車は2時間くらい遅れで15:00ごろに到着。大きく遅れなくて良かった!

降りる駅が、Jaipurという名前がついた駅が二つあったので、少しワタワタしたけれど、近くに座っていたおばさんたちが教えてくれて、あの人に聞きっていってくれて、正しい駅で降りることができた!助かる〜!


駅について、列車を降りてプラットフォームを歩いてるところからくるリキシャ勧誘の数々。。。

降りたらちょっと飲み物のもう〜っていってたから、その輩たちを巻きながらチャイを飲んで、外に出ようと歩いていてもずっとついてくるヤツら・・・

ずっとNOって言っても、いやいや、って喰い下がらない。

最終的にはゆきちゃんは日本語で会話する始末笑笑

そしてなんとなく会話が成り立つ笑笑

その様子に笑っちゃって、まあいっか〜ってなって一人のシュッとした人のリキシャに乗ることに。なぜか相棒も乗って来て、めっちゃ話しかけてくる。30ルピーでいいというから、安すぎて怪しんでいたけど、めんどくさくなっちゃったから、乗っちゃう!


みんな聞いてくる「どこから来たのー!おージャパン!オオサカートーキョーフクオカーサイタマー」

そんな感じで無事ホテルに着いたら、「このあとリキシャーでいろんなところに連れて言ってあげるよ!300ルピーでいいから!(そんなもんな値段)」

なるほどだから安かったのかと思ったけど、私たちも長時間移動で疲れていたし、この後何するかちゃんと決めてなかったから、リキシャなんかチャーターして絶対に外に出ないといけない状況を作ることに心惹かれなくて、「いやええわ」と言っていたら、「頼む!私たちにも家族がいるんだよ〜。これは仕事なんだ。私たちも君達を連れて行けてハッピーだし、君達も安心して観光できてハッピーだし、フェアな取引だよ。私たちはムスリムだよ!テロリストじゃない。そんなに警戒ばかりしていても、楽しくないよ!後1時間後にくるから、その時にNOと言ってもいいから!」と言われ、じゃあ1時間後来た時NOと言いますという形で了承。

でも結局1時間後こなかったしなんなの笑

ちなみにその運転手は翌日道で会いましたが気づかないふりをして話しかけられて気まずかった笑


ATMにお金がないこともあるよね(悟り)

そんなこんなでホテルで休むことに。めっちゃ良い部屋でテンション上がった。

私は現金が後100ルピーしかなかったから(どぶに捨てた100ルピーはなけなしのお金だった)、ATMでお金をおろしに行くことに。

ホテルの人に教えてもらった通り行くとATMを発見、しかし何度やってもうまくいかない。

中に警備員の人が座っていて、なんかダメダメ!みたいなこと言ってるから、うーんこまったなあとしていると、違う人が入って来て、自分のカードで試してみてくれて、ATMにお金が入っていないことが発覚。

あ〜それならしょうがないね(しょうがなくないけど)、と教えてもらった通り違うATMへ。

しかしそっちもなぜか使えない。。。ジュース買いたいのに買っちゃダメ・・・。


ホテルに戻って、念のために持って来ていた現金とルピーを交換してもらいました。

念には念を入れておいてよかったあ。

オーナーにドルも日本円も持ってるんだぜって自慢された。



夜ご飯はルーフトップで食べたのだけど、近くでパーティ的なものが行われているらしく、とても楽しそうだった。。。インド音楽元気でるね。。。私も行きたいと思った。インドのパーティ楽しいだろうなぁ



Lily

自分で自分を元気付けられる 存在になるために 日々なんとか生きています その延長で 人も元気にできたらいいなあ

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