プミポン前国王火葬式(1日目)
今日はお昼の12時から約束があったので、11時ごろに家を出た。
私の家は、国王のご遺体が安置されている王宮から、川を渡った場所にある。
家を出ると、道路に人が歩いている。
・・・道路が封鎖されている!
そう、今日から火葬式は始まる。明日には、セレモニーとしてショーのようなものが予定されている。
なので、道路を閉めておくのだ。
あ〜〜〜〜まにあわね〜〜〜〜〜
と思いながら、タクシーも一台も走っていない道路を歩いた。
橋の入り口にはカバンチェックとパスポートチェックがあった。(持ってなくって一回帰った)カバンチェックは本当に念入りで、三回くらい調べられた。
とりあえず大通りに沿って歩いていると、人、人、人!
下の道路を見ると、黒い服を着た人たちが、道路の脇に座っていた。
彼らは明日のセレモニーのために場所取りをしているのだ。
最期のお別れをするために、三日前から場所を取っているツワモノもいるらしい。(Nation news paperより)
そういえば、昨日の夜にサナムルアンの近くを通ったとき、大雨が降っていたけれど通りには人がたくさん座ってた。昨日のお昼にはそこまでじゃなかったのに!
シャトルバスも、12の地域から出されていたり、道路にはフリーフードがまたたくさん配られていたり、ここ数日で雰囲気がだんだん変わってきた。
去年の今頃、私もここで5、6時間も待ったな〜〜〜と思ったけど、
一年経った今、前日にもかかわらず、あと数時間でセレモニーが始まるのか?と思うほどの準備をしている彼らに比べれば、数時間待ったのなんてなんでもないものだったのかもなぁと思ったりした。
こうやってすることの原動力はなんなんだろうね。
テレビを見ると
シャトルバスはありがたい、シャトルバスは乗りやすい、シャトルバスを運転することができるのは嬉しいなどなど、
シャトルバスを例に出すとこんな感じで、口を揃えている。(テレビnationより)(できないタイ語で頑張って理解したのですが間違ってるかもしれないシクシク)
テレビでは、セレモニーの様子が生放送されていたのと、あとはサナムルアン周辺の状況がとても詳しく報道されている。ここに人がいるとか、どのくらいから待っているかとか、ここではこんなイベントがあるとか、、、
友達に聞いてみると、「国王はなんでもできる人だし、地方にもたくさん行ったし、たくさん私たちのためにしてくれた」とか、「子供の頃からテレビや街中で見ているから、自然に好きになっていった。」って言う。すごいなぁ。
中には、国王への敬意を示して地面に手をつけ続けた警察官が、手にやけどをしてまで敬意を示し続けたことに対して、称賛の声もあるらしい。(twitter、ザビエル古太郎さんの投稿より)
私のアパートも、フリー水を配ってた。フリーで清潔なトイレも提供してた。
数日前からすごい数の水が届いていたのはこういうことだったのか・・・!
ちょうど、長距離バスが止まる「サイタイマイ」からバスで来て、通行止めの道の手前で降りる人たちが、サナムルアン/王宮に向かう人たちが歩く道に位置しているから、たくさんの人が前を通るので、すごい「効果」を得られるのだろうなぁ。
こうやって真剣に国民全体が動いて行くのが見ていてとても興味深い。
しかも私が今ここにいるって、すごい、ありがたいことだなぁと思いながら書いている、あくまで私は私のために記録をするだけだけど・・・
(バックグラウンドが違うから全く同じ気持ちにはなれないし、それでも知ることができることは知りたいし。)
帰りには、たくさんフリーフードや水をいただいた。
家に帰ってセレモニーの様子見て、ニュース見てるなう
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