酔っぱらいおじさんとおじさんと私

昨日の帰り
山手線の最終電車2本くらい前に乗っていた。

電車の中でなんだか人が、避けている部分があるな?
とその部分に目を向けてみると

なんと座席の下に人がグースカ寝ていた


こんな感じで。

えぇ〜、東京の華金の最終はこんなもんか〜と思いつつ、ひとまずしばらく様子を見ていた

20分ほどたっても起きない。むしろ、眠りが深くなっている。

う〜ん、例えばこの人がずっと寝てて、誰かが起こすか?と考えると誰も起こさないだろうし、
駅員さんに任せるか?と思ったけどさすがに無情すぎるし、

私が起こすか〜と思っていたら、
目の前のおじさんが少し肩を叩いて起こそうと試みていた。

でも全然起きない。

でも、酔っぱらいおじさんを起こす流れができた。

私は近づいて、おじさんと一緒になって酔っぱらいおじさんを起こすことを試みてみた。

全然起きない。

アラームを耳元で鳴らしてみたり、
はっきりと大きな声をかけてみたり、
肩を大きく揺すってみたり。

しばらくたって、酔っぱらいおじさんが目を覚まして、椅子に座った。

あぁ、一安心。

「どこまで行きますか?」
とちゃんと帰れるか聞いてみた。

「ん〜?(微笑む)」
酔っぱらいおじさんの微笑みをいただく…

いや、笑っとんちゃうぞ!!!と私たちもつい笑ってしまう…

「え、おじさん今めっちゃ寝てはりましたよ!」
「え〜?(微笑む)」

「ここから帰れますか?!笑」
「ん〜?(微笑む)」

和やかに酔っぱらいおじさんを起こし、おじさんと私と3人で笑いあった、ミステリアスな心温まる話でした。

酔っぱらいおじさんは何を警戒しているのか、帰る駅を最後まで言わなかった。笑
おそらく私をお店の女の子かもしれないと思っていたようだ。。。
ふざけんなよぉぉぉ(おじさんいてほんとよかった)

Lily

自分で自分を元気付けられる 存在になるために 日々なんとか生きています その延長で 人も元気にできたらいいなあ

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