悩むことと考えること、そして動くこと
私の行動規範はいくつかある。
その中でも、自分の動きを軽やかにしてくれる考え方が、
「悩む前に考える」「考えてもわからなければすぐ動く」の2つ。
これは、悩む→考える→行動するの順に思考が単純になっていくと思ってるから。
こういうふうに思い始めたのは、ある時悩みまくっても答えが出ないことに気がついてしまったからであ〜る。
悩むっていうのは、一つの物事について
①起こっていないことを起こることと仮定してしまって、
不安になりあれこれ考えてしまうこと。
②その結果、現実がどこにあるかを見失い、
現実にそぐわない答えを出してしまうか、問題が迷宮入りしてしまう。
悩むと、答えは出ないのに、選択肢がどんどん増えていって、
段々自分の手に負えないようになっていく。
問題が何か?それさえも「わからない」と
次に何をしようともあっている風にも間違っている風にも感じられる。
そうなると、だんだん自信もなくなって、しんどくなる。
ええい、ままよ!(自分で書いててウジウジしちゃった)
それならば、「わからない」状況を少しでも減らすことができれば、
気持ちが軽くなるのでは?と考え、方向転換。
次は、悩む前に問題がどこにあるかを考えるようにした。
これが「悩む前に考える」。
問題がどこにあるかを探すためには、現実を見なければいけない。
問題は現実にしか落ちていないからね〜。(ここを悩み始めると忘れがち)
今自分が把握している現実を図面化または文章化して、
どこの部分に問題があるのか、
どこの部分は正常なのかを見つけていく。
どこが問題でどこが通常かを見極めるのはなかなか難しくって今もまだ上手くできないのだけど、
とりあえず現実を紙の上に一度に見える形にしてみるのが第一段階。
そしたら、現実にも私が見えていない部分があることにも気づけるし、
頭で考えていたより案外現実は単純だったのでは?と気付けることもある。
そんで、一旦現実を見える形にしてみて、1つ1つの要素について、
直感でいいからここはオーケー、
ここは「もやっ」とするみたいな風にレベル分けしていく。
その要素がどうしてオーケーと思えるのか、「もやっ」とするのかを考えてみる。
ここは感覚の部分であり、感情によるものが大きくなると思うので、本当に見つけるのが難しい。
だから、どんな時に「もやっ」とするのか、想像しながら当てはめていく。
「こうやって言われた時にもやっとし始めたな〜」とか、
「こんな風に言われた時は嬉しかったなぁ」とか。
ここまでが考えること。
でも、この想像って今まで経験してきた中でしか生まれないし、
それが起こった時の感情を思い出してみるのって結構難しい。
しかも、現実を正しくみられているのか、自分の頭の中や直接関係のない友人などの話の中だと、確信を持てない。
だから、「考えてもわからなければすぐ動く」。
現実なんて考えてもわからんし、そして実際に経験してみてもわかんないんだから、
すこ〜しだけでも見えているものを正しく理解するために動いてみたらいいんだよ〜
動いたら、必ず変化が生まれるし、変化が生まれれば、違う面が見えて来る。
まず動くこと自体が変化だから、動いたことに対する変化が見えずとも、自分の中の変化によって違う面は見える。
そして、動くことって実は考えなくてもできることであるのだ。
これまで生きてきた中でなんとな〜く、Aが起こったらBをする、Xの時はZなどなど、
自分の行動のパターンってきっとあるから、直感的にこれしてみたらいいんじゃないかと思うことをすればいい。
どの行動を取っても正解になりうるし、不正解にもなりうるから、それが逆に楽だよね〜!
正解であることにも不正解であることにも、距離を置けるから。
動き始めの時に、100のうちの100を理解して考えないといけないと思ってしまうと、
「そんなん無理やん〜泣」となって動けなくなるから、
全体がなんぼあるとか関係なく、「とりあえず自分の1を見つけてそれを繰り返して行ったら気づけば100になってた!」
みたいにやっていくと超楽だと思う。
あと、動いた時に周りの人からどう思われるか怖い〜と思ってしまうこともあるけど、
人間は自分のことに一番興味がありかつ、その考え方は時によって変わって行くものだから、今どう思われても大丈夫。
そして、頑張って動いたことに対して文句を言われちゃったら、これから私が何をしても文句を言われちゃうから、そういうのは無視して大丈夫。
そもそも、自分の信じる部分が合わない人は必ずいるから、ただ合わなかっただけだなと思って大丈夫。
だから基本的に他の人のことを気にするのはナンセンス〜!なのだ。
(時々気になって無理〜〜〜〜!!!泣、ってなるけど)
まぁ、こうやって思えるのは何があってもきっと味方をしてくれるだろうと思う人たちがいるからというのが大きいけれど。
もちろん、行動に関しては周りに影響を及ぼすものだから、慎重にやる必要もある場合はあるけれど、
いきなり100のうちの100をやって大破する必要はなくて(私はしがち、反省です)
100のうち1をやってみて、様子を見て、次の1をしてみて、やっぱ次は3くらいしてみるかってやって行くのが
一番安全で、確実なのでいいのだと思います。
こうやって、悩む→考える→行動すると、思考を単純化させて行くのがいいよね〜!という話でした。
~Fin~
たのしみ
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