ウガンダの村でおいてけぼり

海外研修で大学1,2回生10人程度と一緒にウガンダに行った。

私はもともと集団行動が得意ではなかったし、

慣れない「後輩」という存在にドキドキしながら行ったのだけど、

みなさま本当に優しい人たちばかりで、暖かい気持ちで毎日を過ごした。


んで、調子に乗った私は、自分の思うままに行動していた。

村で気になったら声をかけ話をし、見たいものはじっくり見て、写真を撮りたいものを撮った。

そして暖かいメンバーのみんなはそれを受け入れてくれた。

自分の思うままに行動するので、周りのリズムとは一歩遅れる。

こうして私は「置いていかれキャラ」が確立して行った。


ある日、14:00から少し離れたところにバンでみんなで向かうよ〜と言われ、

その前に1時間ほどのフリータイムがあった。


完全に調子に乗っていた私は、そのフリータイムの間、1人で村を歩き、写真を撮っていた。

そうしたら、1人の女の子が私に声をかけてくれて、自分のうちに案内するよ!と言ってくれた。

私は、海外に行くいちばんの楽しみは、現地の人たちの生活に入り込むことだと思っているから、

すっごく喜んで一緒に行った。

(その村は本当に小さいので、身の危険はほぼないと言っていい場所だった。)


村の構造として、大きな広場があって、その周りに小さな村がいくつかあるという感じ。

その小さな村の1つの奥に一緒に行った形となる。


村にはたくさん人がいて、子供からおばあちゃんまで、私に挨拶をしてくれた。

(その女の子が私を紹介するという形)

村のいちばん奥の、その女の子の家まで挨拶をしながら歩いた。

気づけば私と女の子の後ろについてきている人たちは、30人以上の大所帯に膨れ上がっていた。


そのとき私は携帯を部屋に置いていて、腕時計をつけていたのだけど、

薄々気づいていた通り、集合時間を10分ほど過ぎてしまっていた。


あぁやばいやばい、連絡取れないし、遅刻してもうた〜〜〜!

と30人以上の大所帯にごめんね〜ばいばい〜!と言ってダッシュで集合場所に行くと、

さっきまであったバンがなくなっていた。


「置いていかれた〜〜〜〜」

血の気が引きました。笑


先生が現地の人を手配してくれていて、

ボダボダというバイクタクシーに乗ってみんなが行った場所に向かった。


全然心配もされてなくて、怒ってもいなくて、ちょっと笑ったけど、

(私は普通に怒られると思った)

いやぁ、申し訳ないと同時に、置いて行ってもらってよかったなぁと思った出来事でした。

Lily

自分で自分を元気付けられる 存在になるために 日々なんとか生きています その延長で 人も元気にできたらいいなあ

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