「実は自信がないんじゃない?」
私は、だいたい2年前からつい半年くらい前まで、すごく自信がない人間だった。
しかし留学を挟むなど心機一転して、自分を好きで大事にできる人間になって来ていると思っていた。
だからこんな風に言われてとても驚いた。
「自分に実は自信がないから、頑張って自信があるように振舞っているんじゃない?」
なんて、こんなこと言われるとは思ってもいなかったし、あまりにも確信を突かれていて。
まさか自分に自信がなかったなんて考えもついてなかったから、こんなことを言われることで世界がひっくり返ってしまうようで。
そうかあ、私は本当は自信のない弱い人間だったのかもしれないなあと思ってしまった。
確かに、前向きに考えようと思うのも、本当はそうやって意識しないとできないからで。
どうにか自分の弱さを外に出さないように、自分に気づかれないように、私自身がストップをかけてしまっていたのかもしれない。
今はその衝撃に驚いている最中なのだけれど、けど、こうやって気づくことができたのは私の強みになるのだろうなあと感じていたりする。
たまに自分の隙間のようなものを感じることがあって、
あれ、わたしは元気な人間のはずなのに、なぜこんなに寂しいの?なぜこんなに悲しいの?
と思うことがある。
そういう時、ああ、私は本当は弱い人間だったのかなんて思うことができれば、この隙間の感情にも納得することができるのかもしれない。
ふむ。人間の根本は弱いものなのかな。
あんまりよくわからないけれど。
弱さがない人間はどうなるのかな。
そういう人に会ってみたいけどいるのかな。
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