インド8日目〜買い物編〜(9/29) @Jaipur
ゆきちゃんが帰ってインドで初めての一人の朝。
起きて部屋を見渡すと誰もいない寂しさを感じた。。。笑
そんな感じで始まった1日だったけど、とっても充実した1日になった。
チェックアウト時間ギリギリまで部屋にいて、ホテルを出たのが12:30。
ジャイプールの中心的なバザールというJohri bazarに行って、ラクダの皮の筆箱が欲しい!と思っていたので、ホテルの近くでオートリキシャを拾って
私「ジョリーバザールまで」と伝えると、ドライバー「バザールね?」と聞いて来たので、
私「うん、ジョリーバザールね。なんぼ?」ドライバー「10ルピー(20円くらい)」
私『ん、超安いな(だいたい70~100ルピーと考えていた)、とりあえず乗ってみよ』「おっけー」ドライバー「ノープロブレム」
リキシャに乗って、約3分、止まる。
「着いたよ!バザール。」
見ると、明らかに私が行きたかったバザールじゃない。インド綿のお店がひとつと、小物屋さんがひとつ並んでいるのみ。これはバザールじゃない。商店だよ。。。
と考えながらも、ドライバーに「ちょ、お願い、いいところやから、革製品もあるから、見るだけ見て!ワンミニッツ!ノープロブレム!」と懇願されてちょっとおもしろくなっちゃって、じゃあ見るだけね〜ってことで中に入る。
中に入るとすごく綺麗なインドの布がたくさん置いてあって、装飾としてとてもいいなあと思うものがたくさんあった。しかし、明らかに革製品はない。笑
私「ちょ、革製品ないやん」
お店の人「いやいや、でもこれ綺麗でしょ?」
私「うわ〜めっちゃきれい!って、いやでも私が欲しいのは革の筆箱だから!」
お店の人「でもこんな綺麗なのもあるんよ!ノープロブレム!」
私「だから私はもう心に決めてるの!」
お店の人「はい、、、」
部屋の外に出ると、紅茶がたくさん置いている部屋があったから、ちょっとみさせてと言ってみさせてもらった。
私「これ3パックセットでなんぼ?」
お店の人「600ルピー(1200円くらい)」
私「え!高いね!」(もっと安いと思ってたけど、後から入ったお土産屋さんでも同じくらいの値段で売られていた)
お店の人「いやこれは高くないよ〜」
私「紅茶欲しいけど、予算もあるし、革の筆箱は絶対買わないといけないから、今は買えないわ、、、あとでまたお金大丈夫そうだったら戻って来てもいい?」
お店の人「私は知っている、君は帰ってこないよ・・・(しゅん)」
私「ごめんって、欲しくなったら帰ってくるから!」
紅茶の部屋も出て、外に出ると、部屋があって商店の人たちがみんなでおしゃべりをしていた。
その中に日本語がペラペラなインド人のおじさんがいて、(日本に店を持っているらしい)
おじさん「えーもう帰っちゃうの?いらない?綺麗でしょ?」
私「凄い綺麗やけど、私は革のペンケースが欲しいからまたあとで」
おじさん「えー、それじゃ、いっぱいチャイでも飲んでく?」
私「いやいらんよ笑、帰るから笑」
おじさん「じゃあ近くに革のお店があるから連れていってあげる!」
私「いやいいよ私はバザールに行きたいから」
おじさん「わたしあやしい?日本語話すから?」
私「うんあやしい。笑」
おじさん「え〜あやしくないよ!ほんとに革を売ってるところがあるから!見ていって!ワンミニッツ!ノープロブレム!」
結局そんなこんながあって同じリキシャのお兄さんに革製品のお店へ連れて行ってもらう。
とりあえず見るだけねと言いながら店に入ると、結構ちゃんとしたところで、革製品がたくさん売ってあった。卸売みたいなところらしい。
あまり英語のうまくない少年が対応してくれて、いろいろ製品を見せてもらって、いいものばかりだったんやけど、要のペンケースがなくて、「やっぱりバザール行くわ〜」と出て行こうとすると、
ドライバー「いやワンミニッツ!英語ちゃんと話せる友達を近くから連れてくるから!ノープロブレム!ファイブミニッツ!」(いやどっちやねん)
で結局5分くらい待って、英語をちゃんと話せる人が来て、私が欲しいのは革のペンケースで、なぜ欲しいのかというと、インドのお土産としてよいかつ、コンパクトで普段使いができるからだということを伝えると、
英語話せる人「オッケー、それにあったものをちゃんと見せるよ、だからワンミニッツ!もう一回見ていって!ノープロブレム!」
もう〜〜〜(苦笑)と言いながら、時間もあるしちょっと面白いから、振り回されてみようと思って、もう一度入る。
色々見せられた結果、ペンケースではないものの、私の希望にあったものを見つけられて購入。日本で革製品を買うよりもずっと安かったから、大丈夫かなと思いつつ、まあそんなに高いものでもないし、商品自体はしっかりしてるから、騙されててもいいや〜くらいの感じで購入。(本物の革かどうかとか私にはわからんし)
色々見せられている間にチャイをご馳走になる。こんな風にチャイを飲むのか・・・とニヤニヤした。
けど予算より少しオーバーしてしまったから、現金が足りなくて、ATM行きたいともう一度リキシャのお兄さんに頼んで連れていってもらう。ちゃんと連れていってくれて、購入、中身もちゃんと入っていて、良い買い物をした。
でももうずっとリキシャのお兄さんと一緒にいたし、もうこれ以上は一緒に居て連れまわされたくないと思ったから、一旦ホテルに戻るわ〜といって連れて帰ってもらう。結局お兄さんに払ったのは10ルピーのみ。どんな風にお金が回ってるのかな〜
という、ちょっと面白い振り回され劇でした。
これでもし高額商品騙されて買ってたらシャレにならないけど、いい買い物できたし、面白かったから、予定が変わったことは許す。笑
商売人の口癖:
「ノープロブレム!」「ワンミニッツ!」
しかしたいていノープロブレムでもないし、ワンミニッツで終わるわけもない。
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