美術館
私が知っている、バンコクで大きな美術館が2つある。
ひとつめが、BACC (Bangkok Art and Culture Center)
ふたつめが、MOCA ( Museum Of Contemporary Art)
である!!!!!!!
BACCは場所が行きやすい位置にあるので、待ち合わせの時間まで微妙な時間があるときなど、よく行く。入場料もいらないので、とっても行きやすい。し、ほんとに、構造が、素敵なの〜〜〜〜
MOCAに関しては、ずっと行きたかったのだけど、ちょっと遠いからめんどくさいな〜〜〜と思っていたら気づいたら帰国だったので、今回は写真好きの友達を誘って一緒に行った!おもっていたよりアクセスは悪くなくて、行きやすかった。
タイの美術館で特徴的なのが、鑑賞の仕方。
ヨーロッパや日本の美術館に行ったら、写真って、あんまり撮っちゃダメかな〜〜〜って思っちゃうよね。撮っていい場所でも、作品の写真をメモみたいな感じで撮ることが多いんじゃないかなぁと思う。
けど、タイではみんな作品と一緒に写真を撮りまくる。
作品を見たということを示すために自分が映るだけの場合もあるし、
構図をしっかり定めて、作品と私という写真作品を作る場合もある。
だから、タイ人の友達と一緒に行くと、写真を撮れるし撮ってもらえるから楽しい!
そして友達も誘いやすい!
(インスタバエってやつか、あれ、日本でもそうなのかな?よくわかんないや)
そしてこの一ヶ月くらい、特別展として、ラーマ9世のブースが大きく取られている。
MOCAは一階全体、BACCは建物全体が何かしらの関係を持った展示がされていた。
BACCの展示は下から
①国王の写真と、人々の生活を撮った写真
②過去に催されたラーマ9世に関するセレモニーや、街中に掲げられた国王の写真などの写真
③様々なアーティストによって描かれた絵
④国王の教えに関する展示(自然)
⑤新たなスペースが設けられ、ラーマ9世の様々な写真や生前使用されていた楽器やカメラの展示
⑥ラーマ9世自身が撮影された写真
私は、⑤と⑥の展示に感動した。
⑤は、10分ごとに30人が入れるよう、順番分けされていて、それぞれの時間帯に入れる人にカラーカードを渡す。そして10分経ったら出るを繰り返す。
中は、壁一面に写真が並べられていて、真ん中に使用されていたものが並べられている。
なんとなく、ラーマ9世の家で彼の生前の思い出を振り返っているような気持ちになった。
⑥は、本当に作品として通じるものもあれば、一般の家族写真のようなもの、ポートレート写真などもあった。
ラーマ9世が実際にいろいろな場所に訪れなさったのだということがヒシヒシ感じられたし、家族写真からは、彼の「人間性」のようなものが伝わってきて、幸せそうな家族だなぁと心が温かくなった。
わんちゃんの写真には、本人の手が入っていたりして、ああ、この景色を、ラーマ9世も見ておられたのかと感じた。(写真って、こういう見方もあるのかと初めて感じた)
ラーマ10世の写真も、普段生活圏で見るような緊張した顔の写真ではなく、突然撮られてびっくりしたような顔をされていて、今までよりも身近に感じることができた。
この展示のために美術館の壁は灰色に塗られていた。前に見たときの現代的な感じとは全く異なっていて、同じ美術館とは思えないくらいだった。
「IN REMEMBRANCE OF THE GREAT KING」の名前からもわかるように、追悼の意味が強い展示だったなぁと思う。ラーマ9世はこんなことをして、こんなに凄い人だったんだな〜って感じ。
だいたい1時間半〜2時間くらい
MOCAは、2〜5階はコンテンポラリーアートが展示されていた。
1階に「KING OF KING」と名付けられた展示があって、国王の家族写真など、正式の写真がたくさん展示されていた。前に映像や街中で見たことのある写真もあった。
こちらは壁は白のところと黄色のところがあった。
全体的に明るいイメージで、ラーマ9世の歴史をたどった感じ。
一緒に行った友達は、26日当日はサナムルアンに行きたいけれど、人が多いだろうから、地元の近くにある「復元されたもの」に敬意を表しに行くらしい。
街中にある写真は火葬が終わったらラーマ10世に変わるんじゃないかなぁって言われたなぁ。
色々この他にも美術館ある。私も行ったことないところ多々ある。もっかい行きたいところもある。行く。
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