タイの滞在 - 2018.09
先月半ばから、タイ3日→ウガンダ2週間→タイ3週間の滞在をしていて、
合計1ヶ月半くらい旅行兼活動として日本から離れていた。
限られた日程の中で、一旦目標を定めて、Do!Do!Do!な毎日だった気がする。
適当に決めたタイ3週間の滞在。(一番安く帰れて、ある程度の長さがある期間を適当に決めたらちょうど三週間だった。)
とっても充実した滞在になったと思っている。
ひとまず、最初に考えていた目標は、
①卒論の軸を作る
②イベントを現実化する
③タイ語の上達
あと1つは、タイの友達との関係を深く長くする(なんかこれはタイプが違うから別枠に考える)
①卒論に関しては、ほぼなにもできてません!
最初の数日に参考文献を探して、友達に話を聞いて、そのあとはイベントにつきっきり・・・。
テーマは、以前より安定して来たけれど、本当にそれで書けるかは、帰国してから先生と相談&参考文献探しを始めます・・・
②この三週間の滞在は、イベントに一番力を入れた。
自分から言いだしたイベント、私が一番頑張らなければと、必死だった。
もちろん、もっとやろうと思えばできたんじゃないかと、今となっては思うけれど…。
まぁそんなことを言ってたら一生動けないから、ひとまず、大変だったこと、いくつか書いておこうと思う。
事件って書いてるけど、正直事件というレベルまで現実に影響が及んでいないものなのでニュアンスは違うけど、名前の響きだけでつけてしまった。
・お金をどうするか事件
予算のことについて、あんまり考えずに「やりたい!」という気持ちから始めてしまったので、
イベントの話し合いを始めたばっかりの頃、いざ予算の計算を細かく初めていったら、
「案外かかるんじゃね・・・?どうやって集めんの・・・?」と絶望してしまった。
今までの人生の中で、「お金を稼ぐ」体験は、時給制でしか経験してこなかったから、
モノやサービスに対して対価を支払ってもらう、なんて想像もつかなかったのだ。
早速翌日、メンバーの一人の友達で、アカウンティングの学部・演劇をするためにスポンサー集めをしたことがある子に、
お金ってどうやって集めるのさ???と話をしてもらった・・・。
彼女のおかげで、お金を集めるための道筋や、そもそもお金を集めるってどういうこと?ってことをなんとなくだけれど把握できて、
もう行動するしかない!と思えるようになった。
最終的には、彼女に聞いた話とは違う方向性でお金を集めることになったけれど、
彼女が話してくれたことで、私にとって対価としてのお金を初めて認識することができた。
ここで思ったのは、私たちがやろうとしていることは、私たちにとって未知のことばかりだということ。
サービスの対価としてお金を集めたこともなければ、どのくらい来るか予想もできない数の人を集めて場所を開いたこともない。
そもそも、なににも守られていない環境で、チャレンジしたことが初めてで、わからないことにどんどんぶつかる。
そのときに、「え、わかんない」では済まされない環境を自分たちで作り上げてしまっているわけだから、
どうにか「わかるよ」という状況もまた、作り上げなければいけない。
その時に、自分たちの中から生み出せることは限られていると、周りに頼ることが大切なのだと、気づいた。
それぞれの人が、それぞれの場所で、専門性を磨いたり、自分の得意を見つけたりしている。
必要な時に、力を貸してくれる/貸すことができる人が周りにはたくさんいるんだなぁと思った。
もちろん逆もまた然り。私も誰かが必要な時に、力を貸せる人になっていきたい。
・バンコクでご活躍の事業者様に厳しいお言葉をいただいた事件
留学中に、キャリア関係のイベントでお会いして、その後人生相談(その頃は全然就活のことなんか考えてなかったから、この先の人生相談という色が強い時間をいただいた。)をさせていただいた方に、バンコクでイベントをするにあたってお話を伺いたいと思い、お声がけした。
まずは資金について、「スポンサーになっていただけそうな方をご紹介いただけませんか?」とお聞きしたところ、バンコクのママ向け雑誌の広告主に当たればいいんじゃないかというお言葉をいただいた。
その頃の私たちは、市場調査も全然ままならない状態だったから、その雑誌を知らなくて、それを正直に伝えたら、「それはやばいよ笑」と言われてしまった!
いやぁ、めっちゃやばいですよね・・・。とものすごく痛いところをズバッと言われてしまって、「あぁ・・・泣」
と結構ショックを受けたけれど、10分くらい落ち込んだ後は、
「今の状況に意味を与えるためには、この、わざわざ伝えていただいたという事実を私の中でしっかり受け止めて、次に繋げていかなければならない!!!」
と安定のポジティブ思考を発動し、メラメラという気持ちを込めて、誠実にお返事をした。
そうしたら、その方にもその思いを伝えられたようで、
「いい経験できてると思うよ。『今学生だから当たり前。(社会人になる前に)早く学べてラッキー』と思えばいいだけ。ファイト!」と、
温かい応援のお気持ちをいただけて、とても嬉しかった。
正直この出来事は、私にとってとても悔しい経験だった。
学生だからもちろんわからない部分がたくさんあるのは当然だし、これからの人生でめちゃめちゃに吸収していこうと思っているけれど、
今の時点でわからないということを当然として私が思ってしまってはいけないと、同時に思った。
できなくて悔しい部分は、お伝えいただいた通りに軽い気持ちで次へつなげていけばいいと思うけれど、
できるだけ自分が悔しく思わないように、前もって学んで考えて見て聞いて、していかないと、
自分が納得できる道を進めない。
正直話のスピード感が早くて、ただただDo!Do!Do!であるところは否めないけれど…。
うーん、PDCAを自分の生活で回すのはよくしていたのに、こうやってイベントのこととなるとあまりできていないのだよなぁ。
スピード感を落とすわけにはいかないけれど、今のスタンスだといつかガタがきてしまう。
早急に訂正していかないと。
・チーム事件
今回のイベントは、タイ留学中の仲良しの友達3人が中心となってやっているのだけれど、途中で少し不安の影が見えてきてしまった。
これが起こったのは、誰が悪いなどではなく、意識の共有不足とその底上げ不足が原因だったと思う。
その兆しが見えてきたのは、また予算に関すること。
予算をどこまでまかなうかという点で話をしている時に、私と他のメンバーたちの意識の違いが見えてきた。
最初に断っておくと、他のメンバーにとってのイベントに向けた目的は一人一人異なっていて、それでイベントを成り立たせるのが一番いいと考えている。
目的は異なっているのは、それぞれがやりたいことが違うから当然。その上で、イベントを成功させるというゴールを共有している状況がベストだと考えていた。
それを踏まえて状況を書き残しておくと、
私にとっては、このイベントは赤字になったとしてもやり遂げたいものだった。
最初からそれを覚悟して始めたというわけではない(お金に関する意識が圧倒的に甘かったから)けれど、
始めるからには最後までやりきる覚悟だったし、そこにお金の問題が生まれてきたら、自分でどうにかするくらいの気持ちでいた。
一方で、他の二人にとってはお金はできるだけ収益の中でまかないたいと考えていたようだった。
私から、「それはダメ!自腹でもやる覚悟で行かなきゃ!」なんてことは言えないし、
同時に収益でまかなうことを目的に値段設定をするのも、私自身の目的とずれてしまう気がするし、
どうすりゃええねん〜〜〜〜〜(泣)と頭がワタワタ。
ひとまず自分で考えて見たけれど、いい答えが出てこなさそうだったから、思考のプロセスを教わろうと、先ほどの事業者様に聞いてみた。
そうしたら、「経営」をする上で、覚悟をもって決めなければならないことがある、それをする上で意識しないといけないことを教えていただいて、
その考えを持って自分たちの状況を俯瞰してみると、方向性を自信を持って定めることができた。
それをメンバーと共有して、「こういう風にしたいと思うから、自分たちの行動は一旦、自分たちで判断してみてほしい。」と伝えてみた。
正解がない上で決定することは怖かったけれど、結局は自分が決断しなければならないのだから、その勇気を持たなければならない。
その上で、メンバーを信用して、慎重にかつ大胆に、次の行動へ繋げていかなければならない。
そして、自分の決断と、メンバーを信用して起こした行動に、自分自身が責任を持たなければならない。
この時の決断が正しいものだったかどうかの答えはまだ出ていないけれど、
この出来事のおかげでメンバーとの話し合いの場を持つことができたし、以前よりもそれぞれが自信を持ってこのイベントに関わる環境を作れたのではないかと思う。
私一人でやっているのではなくて、チームとしてやっているという意識が3人それぞれに生まれ、
今後生まれてくる問題にも、よりスムーズに取り組んでいけるんじゃないかと思う。
あ〜!そんな人に出会えて、幸せだ〜!(突然)
と思いつつなんか前よりこういうことを伝えるのが恥ずかしくなって伝えてないのですが、まぁイベントが終わった頃にゆっくりと話していきたいと思います。
・体調崩しまくる事件
めちゃめちゃ体調崩して、声がザリガニみたいになってた!(例えが適当すぎる)
ウガンダから帰った頃から、睡眠時間が定まらなくて、タイ時間の夜と、ウガンダ時間の夜(つまりは10時間くらい)一気に寝てしまったり、そこからだんだん体がだるくなって声がおかしくなったり、その次は明け方四時まで眠れなくてお昼前に起きて3時間ほど昼寝をする日が続いたり…
結構しんどかった!
けど、この原因を考えてみたら、これは私がオンとオフを全く意識していなかったことから生まれたことに気がついた。
ずっとオンオンオンオン。夜寝るときもずっとオン。
こりゃだめだ!と、急いでタイマッサージを受けに行って、全身をほぐしてもらって(バキバキ言った)、体は力が抜けたので次は心だ!と、まぁ泣きたいこともちょうど重なったので、めちゃめちゃに泣いて、心も力を抜いて、そのまま寝る!と10時頃に決めて、リラックスミュージックを流しながら2時間ほど横になって目をつぶってたら、結局12時頃には眠れた😆
そこからの日々はお昼にパワーがどんどんみなぎって、動いて動いて動きまくれたように感じる。
やっぱり自分の健康第一!
そして、それをコントロールする工夫と意識を身につけること、とっても大事だなと実感した。
ひとまず大きな事件はこれくらい。
最後の数日は、ひたすらにDo!Do!Do!な日々で、バンコクで色んな分野で頑張ってらっしゃる大人たちに背中を押され、アドバイスを頂き、動いて下さり、、、
日本に帰っても、動き、止めちゃだめだぞ!と自分に言い聞かせられるような日々を過ごせたと思います。
全然関係ないけどこういう楽しい映像超好きだな
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